2011年12月18日日曜日

RStudio を使ってみた。

統計分析ツール R の統合分析環境(?)である RStudio を使ってみる。
http://www.r-project.org から R 本体を、そしてhttp://rstudio.org から RStudio パッケージをそれぞれ取得してインストールを実施。RStudio には Desktop 版と Server 版が存在するが通常の分析作業では Desktop 版で問題ないと思う、というかそっちを使っている。
*RStudio v0.94 には
"RStudio requires R 2.11.1 (or higher). If you don't already have R, you can download it here."
という但し書きが付いているので先に R をインストールしておく

起動してみた。
スクリーンショット


ウィンドウは上記のように4分割となっている。
デフォルトでは

  • 左上: データ, ファイル表示
  • 左下: R コンソール
  • 右上: 変数, 関数の一覧, 操作履歴
  • ファイル一覧, プロット画像(履歴), ヘルプ

となっているが設定により自由に変更可能。

レイアウト編集

特にデフォルトのままでも今のところ問題はない。

少し使ってみた感じでの感想。

良いところ:

  1. 関数の実装(左上ペイン)とコンソールでの実施(左下ペイン)が同一ウィンドウ上で行える
  2. データフレームなどのデータの中身を常に表示(左上ペイン)しながら作業が行える
  3. 保持している変数や関数が一覧できる
  4. 履歴がすぐ見れて前回の作業を思い出しやすい
  5. プロットした画像の履歴が保持され、適宜見返せる

今イチなところ:

  1. 文字列のコピー&ペーストが Ctrl+C/Ctrl+V

良いところだと 1), 2), 3) 辺りがプログラミングの点からはかなり助かる。特にまだ使い込んでいる訳ではないので悪い点は今のところあまり無いが、コピペが Command+C/Command+V ではなくてちょっと困った。ただ、修正のやり方があるはずなのでこれはすぐ解決可能だと思われ問題視していない。
*ショートカットの修正は2011/12/18現在不可能との事 [ソース]

ウィンドウが散らばらず一元管理できるところが個人的には気に入っており、R を素で使うよりは明らかに楽になるのではないかと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿